なでしこ谷川萌々子ロングシュート逆転勝利で最年少記録

当ページのリンクには広告が含まれています。
女子サッカー

女子サッカー界に新たなスターが誕生!谷川萌々子選手が劇的な逆転勝利を収め、19歳82日の若さで最年少記録を更新。多くのファンや関係者から注目を集めています。
谷川萌々子選手の経歴から今回の快挙について見ていきましょう。

タップで読みたいところにジャンプ

試合の概要と重要な場面

日本女子サッカーチーム「なでしこジャパン」(FIFAランキング7位)は、劇的な逆転勝利を収め、ブラジル(同9位)を2-1で破りました。
後半アディショナルタイムに相手のハンドにより得たPKを、DF熊谷紗希(33歳、ローマ所属)が冷静に決めました。その後、19歳のMF谷川萌々子(ローセンゴード所属)が放った驚異的なロングシュートがなでしこジャパンに勝利をもたらしました。
特筆すべきは、谷川の右足から放たれた30メートルのロングシュート!この一撃はまさに窮地に立つなでしこジャパンを救うものとなりました。
オリンピック初出場の若手選手、19歳のMFの活躍によって、チームは逆転勝ちを果たしました。

最年少記録更新の瞬間

さらに、谷川のゴールは五輪デビュー戦で達成され、五輪での日本サッカー史上男女を通じて最年少記録です。彼女の得点は、19歳82日という若さで達成されたもの。

過去の記録保持者と比較

なでしこジャパンのこれまでの最年少記録(藤野あおばの20歳5カ月)を更新しました。
男子代表では、久保建英が2021年の東京五輪で記録した20歳1カ月がありましたが、谷川の得点はそれを超える快挙です。

谷川萌々子の記録更新の背景

この偉業は偶然によるものではありません。
谷川萌々子は日本サッカー協会(JFA)アカデミー福島時代から、ゴールまで50メートルにも及ぶ距離から得点を重ねていました。
彼女を指導していた山口隆文監督(55歳)は、当初スーパーロングシュートを「無謀」と感じていましたが、「ほっておけば入ってしまう」と笑って見守るようになりました。
2022年10月のU–17女子ワールドカップのスペイン戦でも彼女はセンターサークル付近からの見事なゴールを決めています。
山口監督は「キックの精度が高まり、スピードも増した」と評価しています。
谷川は自分の技術を磨き続け、ロングシュートは彼女にとって単なる一つの技術ではなく、常に有力な選択肢の一つとなっているのです。

バイエルン・ミュンヘンへ入団

今年1月、谷川は国内クラブを経ずにドイツの名門クラブ、バイエルン・ミュンヘンへ入団し、現在はスウェーデンのローセンゴードに期限付きで移籍しています。
山口監督は、「バイエルンは彼女をボランチではなく、アタッカーとして獲得した」と語っています。
ピッチ上を自在に動き回り、ゴールへの執着を忘れない谷川の姿勢は、なでしこジャパンに新たなヒロインをもたらしました。

期待される今後の活躍

彼女の活躍は、多くのファンやサポーターからはSNS上で「谷川選手は澤穂希の再来か?」といった声が上がっており、2011年にW杯優勝を達成した「レジェンド」澤穂希と比較されています。
谷川萌々子を称賛する声が多く、彼女の将来に期待しています。
なでしこジャパンには新たなヒロイン候補が誕生したと言えるでしょう。

引用元:JFA|公益財団法人日本サッカー協会

谷川萌々子のプロフィール

谷川 萌々子(たにかわ・ももこ) 2005年5月7日生まれ、愛知県出身。
J1名古屋の下部組織、JFAアカデミー福島を経て、国内リーグを経由することなく今年1月にドイツ・バイエルンに加入。
今季はスウェーデンのローゼンゴードに期限付き移籍し、開幕から7試合連続ゴールをマーク。
23年11月になでしこジャパンデビュー。
168センチ、58キロ。右利き。

シェアしていただけると励みになります!
  • URLをコピーしました!
タップで読みたいところにジャンプ