あなたは「山戸穂乃葉(やまとほのは)」という名前を聞いたことがありますか?
2024年に「魔女の宅急便」の主演キキ役を務め、一躍注目を集めた若手女優です。
たった17歳でありながら、初舞台で堂々と主役を演じ切った彼女の魅力とは何なのでしょうか?
今回は、彼女の芸能界デビューのきっかけから、多彩な才能、そして輝かしい未来まで徹底解説します!
ミュージカル「魔女の宅急便」
— ステージナタリー (@stage_natalie) March 3, 2025
東京&マカオで上演決定!
山戸穂乃葉がキキ役続投🧹
「箒に乗って楽しく修行してきます!」
黒田光輝が新・トンボ役に👓
「マカオであっても日本であっても僕らしいトンボを」
💬公演詳細https://t.co/8ymPfEWkEr pic.twitter.com/WQDGmSoiTH
「東宝シンデレラ」が見出した原石
山戸穂乃葉さんの芸能界デビューは、2022年に開催された第9回「東宝シンデレラ」オーディションがきっかけでした。
当時14歳、中学3年生だった彼女は、このオーディションで「ミュージカル賞」を受賞し、芸能界入りを果たしました。
「東宝シンデレラ」は、東宝が主催する新人発掘オーディションで、過去には上白石萌歌さんや福本莉子さん、浜辺美波さんなど、多くの人気女優を輩出しています。
このオーディションは不定期開催で、1984年の第1回から2025年現在までの40年間でわずか9回しか開催されていない、とても「希少」なものなんです。
山戸さんは友人や親戚など4名に立て続けに勧められたことがきっかけで応募したそうです。
周囲のアドバイスに素直に耳を傾ける姿勢が、彼女の魅力の一つかもしれませんね。
「まとめる力」と「素直な姿勢」が審査員の心を掴む
山戸さんが受賞した「ミュージカル賞」は、このオーディションでは初めての賞でした。
演劇界での才能を発掘する試みとして新設された賞の初代受賞者となったのです。
受賞の決め手となったのは、なんと「まとめる力」だったそうです。
オーディションの合宿中、年下の子たちをまとめようと心配りをした姿が審査員の目に留まったのだとか。
日頃から気配りや周囲の雰囲気を読む力が培われていたのでしょうね。
受賞時の山戸さんは「頭が真っ白になった」そうで、「勉強はできないけど、夢に向かって笑顔で全力で頑張ります」とアピールしたことが印象的だったそうです。
この素直な姿勢が、審査員の心を掴んだのかもしれません。
小学生時代からの努力が花開く
実は山戸さんは小学5年生から約4年半、ダンススクールに通い、歌と踊りを習っていたそうです。
ダンスを始めたきっかけはE-Girlsに憧れたこと。
お母さんにダンススクールに通いたいと相談した際、「身体を柔らかくしたらいいよ」と条件を出され、毎日お風呂上がりにストレッチをして無事に通うことができたというエピソードもあります。
元々俳優志望で応募した山戸さんですが、この小学生時代からの努力が実を結び、歌唱力やダンスの実力、そして演技力が評価され、ミュージカル賞という形で認められたのです。
山戸穂乃葉が「路地裏てぃーん。」に掲載をして頂きました✨
— 第9回「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE 」【公式】 (@TCNA2022) February 3, 2023
これが初仕事でした!https://t.co/3LF44aUiY2
ご協力頂きましたスタッフの皆様、ありがとうございました🙌#東宝シンデレラ#ミュージカル賞 pic.twitter.com/zspVMHRIQf
初舞台で魅せた圧倒的な存在感
デビュー後、山戸さんは着実にキャリアを積み重ねていきました。
2024年3月には、ミュージカル「魔女の宅急便」で主演のキキ役を演じました。これが彼女の初舞台となりましたが、その実力は高く評価されました。
観客からは「初舞台とは思えない安定感」「キキそのもの」「自然体の演技が素晴らしい」といった感想が寄せられ、特に華麗なフライングシーンは多くの観客を魅了しました。
会見では「緊張はいつもしなくって。始まる直前に舞台袖では緊張しますが、今はないです」と話すなど、その落ち着きぶりに驚く声が多く上がりました。
共演者からの評価も高く、トンボ役の深田竜生さんは「僕は舞台袖ですごく緊張していたんですけど、キキはまったく緊張していなくて『見習わないとな』と思いました」と語るなど、年下ながらも周囲をリードする姿勢が注目されました。
SNSで広がる山戸穂乃葉旋風
SNS上では、山戸穂乃葉さんの演技力やルックスに対する称賛の声が多く見られます。特に「魔女の宅急便」のキキ役として、原作のイメージにぴったりだという声が目立ちます。
山戸さん自身も「キキの衣装に初めて袖を通してみた感想」として、「鏡の中には今まで映画で見ていたキキがいました。普段の私はロングヘアで前髪もないので、自分が自分ではないようでした!」と語っており、このエピソードもファンの間で話題になりました。
多彩な才能を持つ17歳のプロフィール
山戸穂乃葉(やまと ほのは)さんは、2008年1月21日生まれの17歳です。
大阪府出身で、B型の女優さんです。身長は157cmと、モデルとしても活動するのにぴったりの身長ですね。
特技はダンスと歌で、特にソウルダンスが得意だそうです。
趣味は韓国語の勉強で、K-POPグループのNEWJEANSが好きだそうです。2023年のSummer Sonicにも訪れ、NEWJEANSのショーを楽しんでいたとのこと。
現在は東宝芸能に所属しており、女優として活動する傍ら、Popteenのクリエイターモデルとしても活躍しています。Popteenでは「ほにょは」というあだ名で親しまれています。
今後の活動から目が離せない!
山戸穂乃葉さんの今後の活動も目が離せません。
2025年3月1日には、自身初となるミュージカルライブ「Joyful honoHappy」を京都の呉竹文化センターで開催しました。このライブでは、ミュージカル曲やJ-POPのヒット曲など20曲近くを披露し、ゲストボーカルやダンサーと共に歌って踊る、明るく可愛いステージを繰り広げました。
また、「魔女の宅急便」の好評を受けて、2025年5月にはマカオ文化センター大劇場での海外公演、6月には東京の新国立劇場中劇場での公演も決定しています。
山戸さん自身も「初舞台で主役を頂いたほのはキキが1年ぶりに戻ってきました!
今までにない初めての再演!そしてもう一度キキとして舞台に立てること、すごく嬉しく思います」とコメント。さらに「初めての海外が『魔女の宅急便』で行けることになってすごく楽しみです!箒に乗って楽しく修行してきます!」と意気込みを語っています。
山戸穂乃葉の強みと将来性
山戸さんの強みは何といってもミュージカル女優としての実力でしょう。歌とダンスと演技を兼ね備えた彼女は、多方面で活躍できる可能性を秘めています。
「東宝シンデレラ」出身の先輩女優たちを見ると、上白石萌歌さんや福本莉子さんなど、様々なジャンルの作品で活躍しています。
山戸さんも同様に、ミュージカルだけでなく、ストレートプレイや時代劇など、幅広い舞台作品に挑戦していくことで、演技の幅を広げていくことでしょう。
また、すでに2024年7月からは千寿製薬「マイティア」のCMに出演するなど、映像作品への出演も始まっています。今後はテレビドラマや映画などの映像作品への出演も期待されます。
あなたも山戸穂乃葉の成長を見届けよう!
「東宝シンデレラ」オーディションは「自らの手でじっくり育てて自社を牽引するような存在にしていく」という方針のもと、長い目で見た育成を行っています。
山戸穂乃葉さんも、そうした育成方針のもと、これからさらに成長していくことでしょう。
彼女の今後の活躍から目が離せません。ミュージカル「魔女の宅急便」の国内外公演や、これから挑戦するであろう様々な作品で、山戸穂乃葉さんがどのように成長していくのか、ぜひ一緒に見守っていきましょう!
あなたも山戸穂乃葉さんの公式SNSをフォローして、最新情報をチェックしてみませんか?きっと彼女の輝かしい未来の一部を垣間見ることができるはずです。