想像してみてください。お子さんが「ガオーーー!」という恐竜の鳴き声に目をキラキラさせながら、「もう一回見る!」と何度もせがんでくる姿。
栃木県壬生町にある「とちぎわんぱく公園」では、まさにそんな光景が毎日繰り広げられています。
東京ドーム11個分の広大な敷地にある、24体もの等身大恐竜が出現する大恐竜パーク。
しかも、駐車場は完全無料で1400台以上も停められるという、子連れファミリーには夢のような施設なんです。
今回は、実際に訪れた家族の体験談をもとに、駐車場事情から恐竜パークの楽しみ方まで、知っておくべき情報をすべてお伝えします。

とちぎわんぱく公園って、どんなところ?
とちぎわんぱく公園は、入園料が完全無料の県立公園です。
園内には恐竜パーク以外にも、おもちゃ博物館や大型遊具、芝生広場など、一日中遊べる施設が充実しています。
基本情報
- 住所:栃木県下都賀郡壬生町大字国谷2273
- 開園時間:8:30〜18:30(10月〜2月は17:30まで)
- 入園料:無料
- 駐車場:無料(約1400台)
- 定休日:なし(施設により異なる)
大恐竜パーク(とちぎわんぱく公園内)には24体の恐竜がいました🦕#恐竜の日 https://t.co/gpAv4hhvmx pic.twitter.com/3H9LRu3CdT
— 宇都宮餃子@宇都宮餃子会【公式】 (@Gyozakai_u) April 17, 2024
気になる駐車場事情を徹底解説
完全無料で1400台以上の大容量
「東京だと公園の駐車場でも1000円くらいかかるのに感動」という口コミにもあるように、とちぎわんぱく公園の駐車場は完全無料です。
しかも収容台数が約1400台という大容量で、平日なら確実に停められます。
主要駐車場エリア
- 正門駐車場:303台(おもちゃ博物館に最も近い)
- 北駐車場:232台(大恐竜パークへのアクセス良好)
- 東駐車場:407台(最大規模)
- 道の駅みぶ駐車場:高速道路から直接アクセス可能
混雑を避ける駐車場選びのコツ
想像してみてください。せっかくの楽しい家族旅行で、駐車場が満車で30分も待つ羽目になったら…。
そんな失敗を避けるための駐車場選びのコツをお教えします。
平日の場合
どの駐車場でも問題なく停められます。正門駐車場が恐竜パークに最も近くて便利です。
土日祝日の場合
午前10時頃から混雑が始まります。おすすめは道の駅みぶの駐車場です。
高速道路から直接アクセスできて、比較的空いているうえに、公園南側の「ピッピとピコの門」から入園できます。
大恐竜パークの魅力を大公開
24体の恐竜たちが動いて鳴く本格仕様
大恐竜パークは有料エリアですが、その価値は十分にあります。
園内を順路に沿って歩くと、植物食恐竜の親子が暮らす平和なエリアから、大迫力の肉食恐竜vs植物食恐竜のにらみ合いまで、まるで恐竜時代にタイムスリップしたような体験ができます。
営業時間:9:30~16:30(最終入場16:00)
定休日:月・火曜日(春休みやGW等の連休中は毎日営業)
入場料:
- 大人:800円(税込)
- 子供:600円(税込)
- 3歳未満:無料
※2025年3月20日から新料金プランが導入され、子供料金が値下げされました。
これまで大人・子供一律800円だったものが、より家族連れに優しい料金設定となっています。
割引情報
コストコ会員証やおもちゃ博物館入館券の提示で100円引きになります。
賢く利用すれば、家族4人で数百円の節約になりますね。
専用アプリでAR体験も楽しめる
「リアルとデジタルでみんなに恐竜の世界を思う存分味わえちゃう」というコンセプト通り、専用アプリを使ったAR体験も可能です。
各恐竜の前でQRコードを読み取ると、クイズができたり、アプリ内の図鑑に恐竜が追加されたりします。
恐竜パーク以外の無料エリアも充実
雨の日でも安心の屋内施設
2025年4月の口コミでは「園内はとても広く、1日過ごせました。
汽車が走っており、歩くのに疲れたら乗った方がオススメです」とあるように、恐竜パーク以外にも楽しめる施設がたくさんあります。
おもちゃ博物館
恐竜パークのとなり、3階建ての建物で、1階が遊具、2階がおもちゃやゲームで遊ぶ部屋になっています。
有料ですが「充分楽しめます」という評価も多く、雨の日には特におすすめです。
無料の大型遊具エリア
「屋外の芝生エリアは遊具や迷路などあり、特に料金かかりませんでした」という口コミの通り、入園無料エリアでも十分楽しめます。
8月13日(火)~16日(金)は、わんぱくトレイン・遊具・縁日・テント売店が営業します!
— とちぎわんぱく公園 (@wanpakukouen) August 12, 2024
もちろん、大恐竜パークとふしぎの船もオープンしていますよ。
とちぎわんぱく公園で夏休み最高の思い出を作りましょう!#栃木県 #壬生町 #とちぎわんぱく公園 #ピッピ pic.twitter.com/EdGsgpaBcH
実際に行った家族の本音レビュー

2歳児の保護者:
「最初は恐竜の鳴き声に驚いて泣いてしまいましたが、慣れてくると興味深そうに見ていました。植物食恐竜から見せるのがおすすめです。」



4歳児の保護者:
「恐竜大好きな息子は大興奮!アプリも使いこなして、1日中楽しんでいました。スタンプラリーも夢中になって取り組んでいました。」



4歳男児の保護者
「我が家の息子達が大好きな恐竜が公園に出現した!と聞いてから、『いつ行く?』と毎日聞いてくるぐらい楽しみにしていました」
実際に行ってみると、「パーク内は広くありませんが、何周してもいいようで、我が子は3周して、ゆっくり見てました」という満足度の高い体験ができたそうです。



小学生の保護者
「恐竜の詳しい解説に興味を示し、学習効果も高いと感じました。ARアプリは大人も楽しめる内容でした。」



気になる点も正直に
一方で、「恐竜は…うーん…規模の割には高い印象」「大人2人と子供2人で割引あっても確か2,500円くらい」という正直な意見もあります。
ただし、「恐竜以外はリーズナブルですごく良い公園」という総合評価となっています。
アクセスは高速道路が断然便利
車でのアクセス
最もおすすめ:北関東自動車道の道の駅みぶ(みぶハイウェーパーク)から徒歩2分。
高速道路を降りずに直接アクセスできるのは、子連れには本当に助かります。
一般道利用:壬生ICから約3分、栃木ICから約25分でアクセス可能です。
電車・バスでのアクセス
東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」から壬生町コミュニティバス「みぶーぶ」で7〜11分。
バス料金は中学生以上200円、小学生100円、未就学児無料とリーズナブルです。


今すぐ行きたくなった方へ
とちぎわんぱく公園の大恐竜パークは、駐車場無料という大きなメリットがありながら、本格的な恐竜体験ができる貴重なスポットです。特に恐竜好きのお子さんがいるご家族なら、一度は訪れる価値が十分にあります。
次の休日、お子さんと一緒に恐竜の世界へ冒険に出かけてみませんか?
きっと、お子さんの「また行きたい!」という言葉と、キラキラした笑顔に出会えるはずです。

