最初の1台、本当にこれでいい?
「中学生のパソコン、そろそろ買ったほうがいいのかな…。」
入学説明会の帰り道、となりを歩く息子は楽しそうに友だちとスマホをのぞき込み、あなたは頭の中で「ノートパソコン」「予算」「スペック」という言葉がぐるぐる回っている――そんな保護者の方も多いはずです。
2026年の今、中学生がパソコンを使う場面は確実に増えています。
オンライン学習、レポート作成、プログラミング、動画編集。これらを快適にこなすには、昔のように「とりあえず安いノートPC」では厳しくなってきました。
この記事では、「ノートパソコン おすすめ 2026年 中学生」というキーワードで検索してくれた保護者の方に向けて、
- 中学生にノートパソコンは本当に必要か(賛成・反対の両方)
- 6年使えるスペックと予算の考え方
- 2026年2月時点でおすすめの具体的なモデル
- 失敗しない購入タイミングと保証の選び方
を、経験ベースでやさしく解説していきます。
中学生にノートパソコンは必要?【賛成・反対の両方の立場】
賛成派の意見:「今から慣れておいたほうが、あとで楽」
賛成の立場から見ると、中学生のうちに1人1台のノートパソコンを持つメリットはかなり大きいです。
- 学校や塾のオンライン授業・映像授業を、家で落ち着いて受けられる
- Word/PowerPointなどの「社会人になっても使うソフト」に早く慣れられる
- 高校・大学に進んだとき、「基本操作でつまずかない」という安心感がある
あるお母さんは、中1の春に息子さん用のノートパソコンを買いました。
最初は「ゲームばっかりするんじゃないかな」と不安もあったそうです。
でも、定期テスト前になると、自分で調べた情報をPowerPointにまとめて暗記したり、英単語のアプリをPC版で使ったりする姿を見て、「あのとき思い切って買ってよかった」と感じたと話していました。
反対派の意見:「急いで買わなくても、なんとかなるかも」
一方で、「まだ中学生なら、無理にノートパソコンを買う必要はない」という意見もあります。
- 学校のGIGAスクール端末(タブレット・Chromebook)だけで、授業は十分こなせている
- 家に家族共用のPCがあり、それでレポート作成や調べものができている
- スマホ・タブレットで動画視聴や簡単な課題は対応できる
また、GIGAスクール用の端末は、教育に必要な最低限のスペックは満たしていて、オンライン学習や簡単なレポート作成なら十分こなせるように設計されています。
「家計的に今は厳しい」「高校のときに良いものを買いたい」というご家庭なら、今すぐ無理に購入せず、家族共用PCや学校端末を上手に使う選択も決して間違いではありません。
どちらの立場も正しいからこそ、「家庭の方針」が大事
つまり、「中学生にノートパソコンが必要か?」の答えは、家庭の状況によって変わります。
- 学習・進学を見据えて少し先行投資したい → 賛成寄り
- 今はGIGA端末と共用PCで十分 → 反対寄り
この記事では、「買う」前提での選び方と、「まだ買わない」場合の注意点もあわせてお伝えしていきます。
中学生向けノートパソコンの選び方3ステップ【2026年版】
ここからは、「結局どんなノートパソコンを選べばいいの?」という疑問に、できるだけかんたんに答えていきます。
ステップ1:6年使える“最低ライン”のスペックを知る
2026年時点で、中学〜高校卒業まで6年を見据えるなら、最低でも次のラインは押さえておきたいです。
- CPU:Intel Core i5 または AMD Ryzen 5 以上(学習+軽い動画編集まで快適)
- メモリ:16GB(ここが一番重要。8GBだと数年後にカツカツになりやすい)
- ストレージ:512GB SSD(動画や教材データをためても安心)
- 画面サイズ:13〜14インチ程度(持ち運びと見やすさのバランス)
- 重さ:1.4kg以下(通学カバンに入れてもなんとか背負える)
- バッテリー:10時間以上(1日持ち歩いても安心)
大学生向けPCの推奨スペックでも、Core i5/Ryzen 5クラスとメモリ8GB以上が一般的ですが、2026年からの6年を見据えると、メモリ16GBに上げておくと安心度がぐっと上がります。
ステップ2:予算帯を決める【目安は8〜15万円】
次に、予算感です。学生向けノートPCの傾向を見ると、
- 5〜8万円:とりあえず必要最低限(学習メイン・買い替え前提)
- 8〜12万円:コスパ重視で、学習+軽い動画編集までOK
- 12〜15万円:6年使用も視野に入る、バランス良いゾーン
といった価格帯の分布が目立ちます。
特に2026年の学生向けおすすめPCでは、「メモリ16GB」で8〜12万円台のモデルが多数紹介されています。
長期目線なら、12〜15万円のゾーンにある「メモリ16GB・SSD 512GB」のモデルを狙うのが、もっとも失敗が少ないラインです。
ステップ3:家庭ごとの「優先順位」を決める
最後に、次のチェックリストで「何を一番大事にするか」を決めてみてください。
- □ 持ち運びやすさ(1kg前後の軽さを優先)
- □ 画面の見やすさ(14インチ以上、大きめ重視)
- □ とにかく安く(8万円以内におさえたい)
- □ バッテリー持ち(1日中充電なしで使いたい)
- □ デザイン性(子どもが気に入る見た目も大事)
ここがはっきりすると、「なんとなく良さそうだから」で選ぶ失敗パターンを防ぎやすくなります。
2026年最新|中学生におすすめノートパソコン10選
ここでは、2026年2月時点で「中学生〜高校生まで長く使う」ことを意識して選びやすいモデルを、価格帯別に紹介します。
※価格は時期・セールで変動するため「目安」として見てください。
① 8〜10万円:コスパ重視モデル
1. Lenovo IdeaPad Slim 3(Ryzen 5・14インチクラス)
- メモリ16GB・Ryzen 5 搭載で、8〜9万円台の高コスパモデル
- レポート作成、オンライン授業、動画視聴も快適
- 14インチの見やすい画面で、はじめての1台としてバランスが良い
「そこまで高いPCは厳しいけれど、スペック不足で困るのも嫌」という家庭に向いた1台です。
2. ASUS Vivobook Go 14
- Ryzen 5+16GBメモリを搭載しつつ、10万円を切る構成もあるモデル
- 軍用規格の堅牢性テストをクリアしており、多少の衝撃にも強い
- 部活・通塾で持ち運びが多い中学生にぴったり
3. Dell 15 ノートパソコン(Ryzen 5・15.6インチ)
- 15.6インチの大画面で、動画教材や資料閲覧が快適
- 16GBメモリ搭載機としては「最安クラス」として紹介されることもある
- 重さは1.6kg前後なので、持ち運びより「家用」に向いた1台
② 10〜15万円:6年使えるバランスモデル
4. HP Pavilion Aero 13
- 13インチ・約1kg以下の超軽量ノート
- Ryzen 5+16GBメモリで、大学生にも人気のスペック
- 通塾・自習室に持ち運ぶ中学生に、「軽さ」という大きな武器をくれます。
ある中2の女の子は、最初は「家のデスクトップだけでいい」と言っていましたが、塾の自習室で自分のPCを使えるようになってから、学習のリズムがガラッと変わりました。
「今日はここまで進めたい」と自分で決めて、オンライン教材を開く姿を見て、お母さんは「軽いPCにしてよかった」と心の中でホッとしたそうです。
5. Lenovo IdeaPad Slim 5 Light(13.3インチ)
- Ryzen 5+16GBメモリ+512GB SSDで、学習〜軽い動画編集まで余裕
- 13.3インチ・約1kg台の軽量モデルもあり、モバイル性が高い
- 予算12〜14万円で「6年使い切る」イメージの1台
6. LG gram 14/15インチクラス
- 1kg前後なのに、14〜16インチの大画面が選べるシリーズ
- バッテリーの持ちが非常に長く、1日学校に持って行っても安心
- 価格は14〜15万円台になることもありますが、「軽さ+長時間バッテリー」に圧倒的な魅力があります。
③ 15万円以上:高品質・長期使用モデル
7. 富士通 FMV WUシリーズ
- 800g台の超軽量モデルもある国内メーカーPC
- 学生向け学割ストアやキャンペーンで割安になるケースも
- 価格は高めですが、「軽さ」「サポート」「日本語キーボードの打ちやすさ」にこだわりたい家庭に向きます。
8. ThinkPad X1 Carbon シリーズ
- ビジネス現場でも定番の高品質モバイルノート
- 耐久性・キーボードの打ちやすさに定評があり、長く使いたい人向け
- 予算に余裕があり、「子どもにも良い道具を持たせたい」家庭向け
9. Surface Laptop系
- タッチ操作対応で、タブレットに近い感覚で使えるモデルも
- シンプルでスタイリッシュなデザインは、中高生からも人気
- 文章作成・プレゼン資料作成との相性が良く、「見た目」も大事にしたい子に喜ばれます。
10. NEC LAVIEや国内メーカーの学生モデル
- Z世代向けデザインPCや、学生向けの学割・キャンペーン対象モデルも登場
- 日本語サポートや修理体制が整っている点は保護者にとって安心材料
Office(Word/Excel)は最初から必要?【賛成・反対】
「最初からOffice付きを買う」賛成派
- 学校や塾でWord/Excel/PowerPointを使う授業が多い
- 保護者自身もOfficeを使い慣れていて、教えやすい
- オフライン環境でも安定して使える
学生向けPCでも、「Microsoft 365 1年無料」や「Office Home & Businessプリインストール」などのモデルが多くあります。
「細かいことは抜きにして、とにかくWordとExcelがすぐ使えるほうが安心」というご家庭は、Office付きモデルを選ぶと迷いが減ります。
「最初はOfficeなしでいい」反対派
- 学校でMicrosoft 365 Educationが無料配布される場合が多い
- Googleドキュメント/スプレッドシートでも、授業やレポートは十分こなせる
- Officeは必要になってからサブスク契約しても遅くない
2026年の教育現場では、クラウド型のOfficeやGoogle Workspaceを使う学校が増えています。
そのため、「本体のスペックを優先し、Officeは後から考える」という選び方も合理的です。
「買う」のが不安な人ほど大事な、保証と購入場所の話
保証はつけるべき?【賛成・反対】
- 賛成派
- 中学生は持ち運びが多く、落下や水濡れのリスクが高い
- メーカー延長保証+物損保証で、3〜5年の安心を買える
- 反対派
- 追加費用が数万円かかることもあり、その分を本体スペックに回したい
- 丁寧に使う前提なら、標準1年保証で十分という考え方もある
特に軽量モバイルノートは高価なモデルが多いため、落下や破損のダメージは大きくなりがちです。
「子どもが使うから心配…」という気持ちが少しでもあるなら、物損もカバーする保証を検討する価値はあります。
どこで買うのが良い?
- メーカー公式ストア
- 学割・キャンペーン・クーポンが充実
- カスタマイズや延長保証を選びやすい
- 家電量販店
- 実物を触ってキーボードや画面を確認できる
- 店頭限定のセット割やポイント還元
- Amazon・ECサイト
- セール時は価格が大きく下がることも
- レビューを見ながら選べる
「スペックや型番はこの記事で決めて、最後の購入先は家族で相談して決める」という流れが、一番失敗しにくいはずです。
いつ買うのがベスト?【2026年のタイミング】
2026年に限らず、学生向けノートパソコンが安くなりやすいタイミングはだいたい決まっています。
- 1〜3月:新入学・新生活キャンペーン
- 7〜8月:夏のセールやPrime Day
- 11月:ブラックフライデー・年末セール
とくに2〜3月は、学生向けキャンペーンと学割が重なるため、ノートパソコンを購入するには良い時期と言えます。
「今すぐ必要ではないけれど、来年度から使わせたい」という場合は、このタイミングを狙うとお得です。
ちょっとしたエピソード:安さを選んで後悔したケース
最後に、1つだけ心の動きが揺れたエピソードを紹介します。
あるご家庭は、「とりあえず中学の間だけ使えればいいよね」と考え、5万円台のノートPCを購入しました。
当初はオンライン授業やレポート作成に問題なく使えていましたが、中2の終わり頃から、動画編集の課題や、複数アプリを同時に使う場面が増え、動作が明らかに重くなってしまいました。
高2になる頃には、子どもが「立ち上がるまでに時間がかかるから、使うのが嫌になってきた」とポツリ。
その言葉を聞いた瞬間、「あのとき、もう少しだけ予算を上げておけば…」と胸がチクリとしたそうです。
もちろん、すべての家庭が高価なPCを買うべき、という話ではありません。
ただ、「今だけ」ではなく「数年後の使い方」まで想像して選ぶことが、あとになって自分を助けてくれる、という小さな例として覚えておいてもらえたらうれしいです。
まとめ:中学生ノートパソコン選びの3原則
最後に、この記事の要点を3つにぎゅっとまとめます。
- スペックは「メモリ16GB・SSD512GB」を基本ラインにする
中学〜高校まで6年を見据えるなら、ここをケチらないことが一番の節約になります。 - 予算は「8〜15万円」、家庭の方針で決める
コスパ重視なら8〜12万円、6年使いたいなら12〜15万円ゾーンを狙うのが現実的です。 - 「今すぐ買うかどうか」も、家庭で話し合って決めていい
GIGA端末や共用PCで当面はしのぎ、「高校入学時に本命PCを買う」という選択も立派な戦略です。
ノートパソコンは、ただの「道具」ですが、子どもの学び方や将来の選択肢を少し広げてくれる存在でもあります。
この記事が、あなたのご家庭にとって「ちょうどいい1台」に出会うヒントになれば幸いです。
