朝の情報番組「ラヴィット!」で爽やかな笑顔を振りまく田村真子アナウンサー。2024年、オリコン「好きな女性アナウンサーランキング」で見事1位に輝き、TBS史上初の快挙を成し遂げました。
しかし、カメラの前の彼女と素顔の間には、意外なギャップがあることをご存知でしょうか?
「アナウンサーっぽくない」と社内で言われることもある田村アナ。
自身を「生き急ぐめんどくさがり屋」と表現し、K-POPや椎名林檎を愛する一面も。
三重県松阪市出身、上智大学卒業、茶道上級の資格を持つ知的な魅力と、朝の番組で見せる親しみやすさの両方を兼ね備えた彼女の素顔に迫ります。
入社7年目で頂点に立った田村真子アナの魅力、「ラヴィット!」での活躍、そして雑誌連載で明かされる意外な一面まで、完全網羅してお届けします。
田村真子アナの経歴と魅力
田村真子アナは、1996年2月3日生まれの29歳で、三重県松阪市出身のTBSで活躍中のアナウンサーさんです。身長156cmと小柄ながら、AB型らしい個性的な魅力と、水瓶座らしい自由な発想で、テレビを見ている私たちを楽しませてくれています。
学校と就職
田村アナは上智大学の文学部新聞学科を卒業して、2018年にTBSテレビに入社しました。同じ時期に入ったアナウンサーには宇賀神メグさんや良原安美さんがいて、入社したときから注目されていました。
楽しい趣味
田村アナは博物館や美術館めぐり、神社やお寺を訪ねること、そして建物を見て回ることが好きなんです。こういった趣味があるから、番組でもいろんな話題について楽しく話せるんですね。
得意なことと資格
田村アナの得意技は正座!これは中学・高校時代に通っていた仏教系の学校や、大学で茶道部に入っていたことが関係しています。また、漢字検定二級、英語検定二級、裏千家茶道上級、読解力検定準一級という資格も持っていて、勉強熱心な一面も。
お茶の経験
大学時代は茶道部に入っていて、裏千家茶道の上級資格を取りました。この経験が、田村アナの礼儀正しさや落ち着いた雰囲気につながっていて、アナウンサーとしての品のよさを感じさせます。
田村真子アナは、知識が豊富で、いろんなことができて、そして頑張り屋さんという魅力がいっぱい!
これからもテレビで見る機会が増えそうで楽しみですね。
TBS ラヴィット!@田村真子アナ pic.twitter.com/oT2ZdbuqIz
— 城丸香織 (@tokyostory) March 28, 2025
田村真子アナの「ラヴィット!」での活躍:朝の笑顔を届ける人気者
TBSの朝番組「ラヴィット!」で司会をしている田村真子アナは、今や番組の顔として大人気です。2021年3月に番組が始まった時、田村アナはまだTBSに入って3年目の若手でした。
朝の大事な時間帯の番組司会に選ばれて、しかも今までにない新しいタイプの番組だったので、最初はドキドキだったそうです。
「ラヴィット!」は普通の朝の番組と違って、ニュースや芸能情報を扱わないんです。代わりに、お笑い芸人さんたちと一緒に大喜利やゲームをする、とっても楽しい番組になっています。
田村アナは、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんと一緒に司会をしながら、自分も企画に参加して番組を盛り上げています。
みんなに愛される番組に成長
「ラヴィット!」は2021年に始まったばかりの新しい番組ですが、田村アナの人気はどんどん高まっています。最初は「朝からお笑い番組なんて見る人いないよ」なんて言われて、視聴率も低かったけど、あきらめずに続けたことで今では多くの人に愛される番組になりました。
田村アナは番組の始まりに行われる「ビリビリ椅子」という罰ゲームにも挑戦しています。
普通のアナウンサーらしくない、チャレンジ精神いっぱいの姿が視聴者から大好評!「楽しい時は芸人さんと一緒に思いっきり楽しんで、真面目な場面ではきちんとした顔になる、そのメリハリが素敵」という声もたくさん届いています。
若い女性に大人気の番組
「ラヴィット!」は全体の視聴率では他の朝の番組より低いですが、若い女性からの支持はトップなんです!特に女性視聴者の間では1位、若い世代からの人気も高くて、TBSが狙っている13~49歳の視聴者をしっかりつかんでいます。
番組の人気は本編だけじゃありません。2023年4月からは「夜明けのラヴィット!」という未公開シーンを集めた番組も土曜朝に始まりました。他にも、イベントや特別番組もよく行われています。
大人気女子アナの始球式に歓声 まぶしいホワイトコーデ…笑顔で場内魅了https://t.co/gCUqelhOzM
— ドラペイ (@Dorapeinet) April 2, 2025
TBSアナウンサーの田村真子さんが2日、バンテリンドームで行われた中日-巨人戦の始球式に登場した。三重県松阪市出身の田村さんは、“2バウンド投球”で場内を盛り上げた。
【実際の様子】登場… pic.twitter.com/kg6JWCD63o
野球場でも注目の的
田村アナの人気は野球場にまで広がっています。つい先日の2025年4月2日、名古屋のバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズと巨人の試合で始球式を務めました。
背番号は「ラヴィット!」の放送開始時間と同じ「8:00」!三重県松阪市出身の田村アナは「子どもの頃から『燃えよドラゴンズ』を聴いて育ったので、すごく嬉しい」と笑顔で話していました。
ノーワインドアップから投じたボールは山なりで2バウンドとなり、納得いかなかった様子でしたが、会場からは大きな拍手が送られました。SNS上では「田村アナかわいすぎやろ」「背番号8:00はラヴィットすぎる」「背番号面白いですね」と話題になりました。
田村真子アナが「好きな女性アナウンサーランキング」で1位になった理由
どんどん人気が上がった!
田村真子アナは、オリコンが毎年発表している「好きな女性アナウンサーランキング」で、2022年に8位、2023年に4位、そして2024年12月についに1位になりました!たった3年でトップになるなんてすごいですよね。
これはTBSの女性アナウンサーで初めての1位獲得で、とても大きな出来事でした。これまで高島彩さん(元フジテレビ)、水卜麻美さん(日本テレビ)、弘中綾香さん(テレビ朝日)が5年連続で1位になって「殿堂入り」した後の、新しい女王の誕生です。
謙虚で感謝の気持ちがいっぱい
田村アナが人気の大きな理由のひとつは、謙虚な姿勢です。1位になったと「ラヴィット!」の生放送で知らされたとき、「ええっ!」と目と口を大きく開いてびっくり。花束をもらっても「怖い、怖い、怖い、怖い」と信じられない様子で「寝坊した時の夢みたい」と言っていました。
そして「頭の整理がついていないんですけど、ラヴィット!を見てくれる人が増えて、それが私にもおすそ分けしてもらった感じ。あわあわしちゃって。本当に見てくれる視聴者のみなさんと、いつも番組を作ってくれているスタッフのおかげです。ありがとうございます」と、感謝の気持ちをしっかり伝えていました。
自分の力で認められた
田村アナのお父さんは元厚生労働大臣の田村憲久さんで、最初は「親の七光り」と思われることもありました。でも、入社7年目の今では、そんなイメージはほとんどなくなっています。
女子アナ評論家の松本京也さんは「もともと知的で可愛らしい雰囲気で注目していましたが、お父さんのことで”親の七光り”的な印象もありました。でも今ではその印象もだいぶ消えました」と言っています。
また、「ラヴィット!」に出演した元テレビ東京アナの森香澄さんが、TBSの入社試験に落ちたことを話し、田村アナにライバル心を見せたときも、「テレ東で活躍されて、フリーになってまた成功されているんですから、もう違います。成功されているんですから」と大人の対応をして、視聴者から「さすが!」と言われていました。
視聴者からの高い評価
「ラヴィット!」での田村アナの活躍は視聴者から高く評価されています。
「『ラヴィット!』でいつも活躍してるアナウンサー、芸能人さんと同じ罰ゲーム受けてもちゃんとする田村真子アナが好きです」(新潟県/10代/男性)、「荒れている『ラヴィット!』を楽しく見ることができる要因は田村さんが状況を楽しみつつ、冷静に整えて進行しているおかげだと思う」(東京都/20代/男性)など、進行役としての確かな存在感が評価されています。
決して派手な印象はないものの、「ラヴィット!」で見せる芸人とのほどよい距離感も好感を持たれ、人気上昇の一因となっています。今後、田村アナが長期政権を築けるかどうかも注目されています。
田村真子アナの素顔:「アナウンサーっぽくない」魅力と人間味
「生き急ぐめんどくさがり屋」って?
田村真子アナは、自分の性格を「生き急ぐめんどくさがり屋」と表現しているんです。一見すると矛盾しているように聞こえますよね。
「生き急ぐ」という言葉からは、何事にも前向きでチャレンジ精神があふれる姿が想像できます。でも同時に「めんどくさがり屋」というところからは、無駄なことは省きたい、効率重視の一面も見えてきます。
この独特な自己分析は、朝の番組「ラヴィット!」での田村アナの姿とぴったり合っています。
番組では明るく元気に進行しながらも、余計な飾りをつけずにテンポよく番組を進める姿が視聴者から愛されているんですよ。
音楽が大好き!
田村アナは音楽をたくさん聴くのが趣味なんです。特にK-POPが大好きで、「学生の頃はよくライブに行っていました。いつも聴いている音楽のほとんどがK-POPです」と話しています。
また、椎名林檎さんのファンクラブに入っているほどの熱心なファンでもあります。「中学・高校生の頃からの思い出は、ほとんど林檎さんと一緒にあります」と語っているんですよ。
さらに安室奈美恵さんの曲も大好きで、「気分を上げたいときによく聴きます。バラードから明るい曲まで全部好き」だそうです。
映画やドラマの音楽(サウンドトラック)を聴くのも好きで、「映画やドラマの音楽が好きな人は仲間!」とSNSで書いて、多くの人から共感されています。
田村真子 https://t.co/pBCCKPZsAy #TBS pic.twitter.com/plzMl9dEKs
— annnwiki (@annnwiki) March 28, 2025
田村真子アナの「明日の朝はどんな朝?」エッセイ連載で見せる素顔
田村真子アナが『Quick Japan』という雑誌で「明日の朝はどんな朝?」というエッセイを書いているんです。テレビでは見られない、本当の田村アナの姿を知ることができる連載です。
この連載は前に書いていた「ラヴィット!日誌」から約2年たって、2024年に新しく始まりました。入社7年目になった田村アナの日常や気持ちが素直に書かれています。
「アナウンサーっぽくない」素直な気持ち
田村アナは連載の中で、自分のことを話すのが苦手だと正直に書いています。
「私の話に興味があるのかな?」「どう思われるだろう?」と心配したり、注目されることに「ビビる」タイプなんだそうです。「フリートークも苦手だし、インスタグラムも気軽に投稿できない」と素直な気持ちを明かしています。
若手時代の苦労と成長
入社2年目からニュースを担当していた時は、「生放送でカメラの前に立つことにも慣れないまま、ニュースを伝えるのに必死でした」と振り返っています。
「朝の番組が終わった後、泣きながら帰ることもよくありました」と当時の大変さを正直に書いています。
先輩から厳しく指導されて大泣きしながら報道フロアに戻ったエピソードや、赤荻歩アナに優しくしてもらって救われた経験なども書かれていて、アナウンサーとして成長していく様子がリアルに伝わってきます。
仕事のストレスとの付き合い方
「ラヴィット!」が始まった頃は、家に帰るとゲーム「APEX」に夢中になっていたそうです。「仕事のことを忘れるためにゲームの世界に入り込んでいたんでしょうね」と自分を分析しています。
生放送中にミスをしたときは「切り替え命!!! 今は忘れろ!」と自分に言い聞かせているそうです。
落ち込んだときは「お散歩」と「よく眠ること」がおすすめだとか。
特に睡眠については「ヘッドマッサージ、ストレッチ、首を温める、ホットアイマスク、深呼吸など、いろいろなことをして気持ちよく眠れるようにしています」とこだわりを持っているようです。
職場での人間関係
職場での人間関係についても正直に語っています。「ラヴィット!」のような大きな番組では「みんなとコミュニケーションをとると仕事がしやすくて楽しい」と考えていて、「現場で会う人と1日1回、ちょっとでも話ができると気分がよくなって幸せな気持ちになれます」と言っています。
職場の雰囲気が悪いときの対処法として「心の中に『マスオさん』を住まわせておくと楽になる」という面白いアドバイスも。「ええええ(汗汗)」とマスオさんのように心の中でつぶやきながら諦め、「怖がって傷つかないように心のスイッチを切って、冷静に状況を見て行動する」というコツを教えてくれています。
2025年4月現在も連載は続いていて、最新号では人生で初めてのヨーロッパ旅行の体験なども書かれているようですよ。
「アナウンサーっぽくない」と言われる理由
田村真子アナは、TBS内で「アナウンサーっぽくないね」と言われることがあるんです。田村アナ自身も「会社に入ってから、『変わっている』とまでは言われないけど、『珍しいね』と言われることがたまにある」と話しています。
上司との面談で「アナウンサーの人にしては珍しいことを言うね」と言われたことがあって、「あれ?私、みんなとちょっと違うのかな」と気づいたそうです。
テレビ局は「毎日が文化祭みたいな職場」と言われることが多いけど、田村アナは「文化祭で特別はりきるタイプじゃない」と自分のことを分析しています。
「お祭りやイベントが特に好きなわけでもないのにテレビ局に入ったので、私は『テレビ局らしさ』からは少し外れているのかも」と思いつつも、「今はどの会社も色んなタイプの社員を求める時代だから、違うタイプが何人かいても会社にとってはいいことだよね」と前向きに考えています。
アナウンスセンターでの素の姿
田村アナは、カメラの前では「アナウンサーらしく」振る舞わなきゃいけないと感じることもあるけど、自分の居場所であるアナウンスセンターでは「ありのままの自分でいられる」と話しています。
「アナウンスセンターでは素の自分でいられるから『アナウンサーらしくない田村』がもっと出てくるんだと思います。そんなふるさとみたいな場所があるのはしあわせです」と言っています。
そこでは庶務の人や上司とおしゃべりすることが多くて、「毎日カメラやマイクの前で話すのが仕事なのに、たぶんアナウンスセンターにいるときが一番スラスラ話せています(笑)」と自己分析しています。
田村真子アナの今後の活躍:広がる可能性
29歳になった田村アナは、これからのキャリアで「報道番組のメインキャスターや特別番組の司会」としても活躍が期待されています。バラエティ番組での安定した進行と、ニュースをしっかり伝える能力を両方持っている田村アナは、報道の分野でも活躍できる素質をたくさん持っています。
視聴者からも「時事ニュースも落ち着いて聞けるし、情報番組での親しみやすさもあって好き」「明るくてちょっと抜けてる感じが可愛いのに、ニュースもきちんと読めるのが好き」という声が届いています。
番組外での活動
2025年2月には地元の三重県松阪市のブランド大使になるなど、アナウンサーの仕事以外の活動も増えています。「地元の魅力を伝えたい」という思いを持って、アナウンサーとしての話す力を活かした新しい役割にも挑戦しています。
2025年4月2日には、名古屋のバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズと巨人の試合で始球式を務めました。「ラヴィット!」の放送開始時間と同じ「8:00」の背番号がついた野球のユニフォームを着て登場し、「東海地方で『燃えよドラゴンズ』を聴いて育った私にとっては最高にうれしい」と喜んでいました。
また、雑誌『Quick Japan』で「明日の朝はどんな朝?」というエッセイも書き続けていて、いろいろな場所で活躍の場を広げています。
田村真子アナは「楽しく伝える」という初心を忘れず、これからもますます活躍が期待されています。「好きな女性アナウンサーランキング」でTBS初の1位を獲得した彼女が、これからどんな活躍をしていくのか、とても楽しみですね。
※『Quick Japan』(クイック・ジャパン)は、太田出版から発行されているサブカルチャー系雑誌です。2024年で創刊30周年を迎える隔月刊誌で、偶数月23日に発売されています。
- 価格は1,320円
内容面では、お笑い、音楽、マンガ、アニメなど、時代の象徴的な人物や作品にいち早く注目し、どこよりも深く掘り下げる独自性が特徴です。特集記事では芸人やタレント、アーティスト、文化人など、様々な分野で活躍する人物の長文インタビューと、アーカイブや辞典、年表などの膨大な関連データを掲載しています。
「QJWeb」も開始し、デジタル展開も進めています。読者層は男女比がほぼ同数で、年齢層は80%が35歳以下となっています。
最新号では、FRUITS ZIPPERやぽこピーなどの特集が組まれており、アイドルやVTuberなど現代のポップカルチャーを取り上げています。