あれ、この人見たことある?
テレビを見ていて、思ったことはありませんか。
「この女優さん、どこかで見た気がする…」って。
それが北香那(きた かな)です。2025年の朝ドラ「ばけばけ」で、英語ぺらぺらのお嬢様・江藤リヨ役として大活躍している女優なんですが、実は彼女の活躍は今に始まったことではありません。
小学6年生の時に、原宿でスカウトされて芸能界入りした子役出身の女優なんです。
「え、子役?でも見たことない…」と思った人も多いと思います。
そう、北香那は子役時代に、テレ東の「ピラメキーノ」という子ども向け番組に出ていたり、映画「震動」という作品で耳の聞こえない少女を演じたりしていたんですが、当時はそこまで目立つ存在ではなかったんです。
でも、大人になるにつれて、次々と素晴らしい作品に出演するようになります。
テレ朝の「バイプレイヤーズ」では、クセ強い中国人女性ジャスミン役で一気に注目を集め、映画「ペンギン・ハイウェイ」では少年の声優を務め、大河ドラマには3年連続で出演——。
そして2025年、朝ドラでついに“第2のヒロイン”ポジションをゲットし、今、大注目なんです。
この記事では、「北香那って誰?」「なぜこんなに活躍してるの?」という疑問に、子役時代から現在まで、わかりやすく答えていきたいと思います。
推し女優を決める参考にもなるかもしれませんよ。
北香那のプロフィール:小学6年生がスタート
では、まず北香那という人物の基本情報をおさえましょう。
- 名前:北香那(きた かな)
- 生年月日:1997年8月23日生まれ(現在28歳)
- 出身地:東京都
- 身長:155cm
- 所属事務所:アルファエージェンシー
身長155cmというのは、日本人女性としては平均的な高さです。
実際にテレビで見ると、意外と背が高く見える理由は、姿勢の良さと、舞台経験で培われた所作の美しさかもしれませんね。
そして何より注目すべきは、小学6年生で原宿でスカウトされたというエピソード。
思い出してください。
あなたが小学6年生だった時、何をしていましたか。
多くの人は普通に学校に通い、友達と遊んでいたはずです。
でも北香那は、その時すでに「女優になりたい」という強い気持ちを持ち、芸能界の一歩を踏み出していたんです。
このスタート地点が、その後の人生を大きく変えることになります。
子役時代:舞台から映画まで、多くの作品に挑戦
ミュージカル「赤毛のアン」で舞台デビュー
北香那の本格的な活動のスタートは、2010年のミュージカル「赤毛のアン〜アンからの手紙〜」での主役でした。
当時まだ小学6年生だったのに、主人公・アン役を任されたんです。
舞台での主役経験というのは、想像以上に大変です。
毎日、何十人、何百人という観客の前で、大きな声で台詞を言い、ダンスをして、感情を表現する。
間違えることは許されません。
でも、この経験が北香那の演技の土台をつくったのだと思います。
後々のインタビューで、北香那は「舞台で学んだことが、今も活きている」と語っています。
それは、声の大きさ、発声の技術、観客に見てもらうための所作——つまり、映像作品では学べない、
生きた演技のスキルなんです。
「ピラメキーノ」でテレビの世界へ
ミュージカルで舞台経験を積んだ北香那は、次にテレビの世界に進みます。
その代表作が、テレビ東京の子ども向け番組「ピラメキーノ」です。
「ピラメキーノ」は2000年代から2010年代にかけて、多くの子どもたちが見た番組で、バラエティ、ドラマ、謎解きなど、様々なコーナーがあります。
北香那が出演したのは「子役4人恋物語」という企画で、同年代の子役たちと一緒に、ドラマのようなコーナーに出ていました。
この番組で大事だったのは、バラエティ慣れすること。
舞台と違い、テレビは一発撮りできない時もあれば、スタッフとの楽しいやり取りもあります。
自然な笑顔、アドリブへの対応、カメラ意識——こうした技術が、子役のうちに身につくことは、その後のキャリアでとても大切になります。
#チバテレミライチャンネル
— チバテレ【公式】 (@chiba3ch) July 20, 2023
ミライの巨匠たち #PFFアワード・ベストセレクション
✨PFFアワード2013 映画ファン賞✨
【7/30(日)12:30~放送】
『震動』監督:平野朝美
「最愛の人の世界が広がったとき、愛が試される」
見ごたえのある長編作品‼️ぜひご覧ください👀✨ pic.twitter.com/CQr5SoI3UO
映画「震動」で難役に挑戦、大人の演技へ
そして子役時代を代表する作品が、映画「震動」です。
この映画で北香那が演じたのは、耳が聞こえない少女・直という役。
耳が聞こえないということは、台詞がありません。
そのため、全ての感情を目線、顔の表情、身体の動きだけで表現しなければならないんです。
想像してみてください。
言葉を使わずに、「今、私は悲しい」「これが嬉しい」「何が起きているんだろう」という気持ちを、相手に伝えるのって、ものすごく難しいと思いませんか?
でも北香那は、この難しい役に見事に応えました。
映画は映画祭での受賞作となり、当時の映画ファンの間でも話題になりました。
この作品で、北香那が単なる「かわいい子役」ではなく、本気で演技に向き合う俳優なんだということが、業界人に伝わったのだと思います。
それでもなお、一般的な知名度はまだ低かったんです。
ブレイク期:「バイプレイヤーズ」で一気に注目される
人生の転機:バイト時代から、オーディション合格まで
北香那のキャリアを語る上で、絶対に外せない話があります。
それは高校卒業後の「バイト時代」です。
当時、北香那は進路に悩んでいました。
子役として活動していたものの、思ったほど仕事が増えず、「この道で食べていけるのかな」という不安を感じていたんです。
その気持ちの中で、彼女は普通のアルバイトを始めます。
高校を卒業してバイトをしていた時期、北香那は「自分は何をしているんだろう」という虚無感を感じていたと、後のインタビューで語っています。
夢を持っていたはずなのに、その道が閉ざされているように感じる——そういった、若い時代だからこそ感じる、深い悩みがあったんでしょう。
そんな時に、彼女の人生を変えるオーディション情報が舞い込みます。
それが、テレ朝のドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」でした。
350人を超える応募者の中から、たった一人選ばれた——それが北香那だったんです。
ジャスミン役で「化ける力」を証明
「バイプレイヤーズ」で北香那が演じたのは、ジャスミンという中国人の女性ドラマのキャストです。
「え、北香那って日本人じゃなかったっけ?」と思った人も多いかもしれませんが、これは完全に「役」なんです。
ここがポイントですよ。
北香那は、子役時代の舞台やテレビ出演で、「外連味のある芝居」つまり、大げさで、ユーモラスな演技を学んでいました。
そのスキルが、クセ強いジャスミン役にぴったりとハマったんです。
さらに興味深いのが、北香那がバイト時代に、実は中国人客の接客をしていたエピソードです。
その経験が、発音やアクセント、中国人のジェスチャーなど、ディテール作りに活きたんだと思います。
「バイプレイヤーズ」での北香那の演技は、当時のテレビの現場で働いていたベテラン俳優たちからも高く評価されました。
「この子は、何か持ってるな」「この子がいると、現場が活性化する」——そういった好評価が、次の仕事へとつながっていきます。
森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」アニメ映画化!北香那、蒼井優が出演https://t.co/812klUdbPl pic.twitter.com/v3fUtsbv1J
— LINE NEWS (@news_line_me) March 1, 2018
映画「ペンギン・ハイウェイ」で少年の声になる
「バイプレイヤーズ」での成功の後、北香那は映画「ペンギン・ハイウェイ」への出演が決まります。
ここで新しい挑戦をします。
それが、声優という仕事でした。
映画のキャラクター・アオヤマ君という、好奇心旺盛な少年の声を担当したんです。
「待って、北香那って女優じゃなかったっけ?男の子の声?」と思った人も多いはず。
でも考えてみてください。
声優というのは、顔が見えない分、声だけで、そのキャラクターの年齢や性格を表現しなければならない。
これは、映画「震動」で言葉なしに感情を表現した北香那にとって、また違う形の「演技の挑戦」だったんです。
後年、北香那はこの役について「子ども時代の『ごっこ遊び』が、ここで花開いた感じがした」とコメントしています。
なるほど。子ども時代に舞台で主役を務めたり、テレビで様々なキャラを演じたりした経験が、全部つながっているんです。
大河ドラマへの活躍:NHKが信頼する俳優へ
2010年代の後半から2020年代にかけて、北香那は大河ドラマに立て続けに出演するようになります。
<RTお葉さんの中の人・北香那さん、鎌倉殿の躑躅さんだけでなくいだてんにも竹早の女生徒で出演してたんだな・・・ pic.twitter.com/mwyIfbJ1N4
— 💐 た け た け 💐 @黒田武士研究所:豊後国審神者 (@taketak39460607) March 15, 2023
「いだてん」「鎌倉殿の13人」「どうする家康」——3年連続大河出演
- 「いだてん〜東京オリムピック噺〜」:金栗四三の教え子という役で出演
- 「鎌倉殿の13人」:源頼家の正室・つつじ役として重要な役柄を担当
- 「どうする家康」:家康の側室・お葉役で、セクシュアリティに葛藤する複雑なキャラクターを演じた
大河ドラマというのは、NHKの最高峰のドラマ作品です。
一年かけて、日本の歴史上の有名人物を描く、スケールの大きな作品なんです。
そこに立て続けに3年出演するということは、NHKの制作サイドが「この人は安定した演技力と、現場対応力がある」と信頼しているということなんです。
特に「どうする家康」でのお葉役は、話題になりました。
当時、そのキャラクターの複雑な心情を、どう表現するかについて、メディアでも話題になったほどです。
これらの大河ドラマ出演は、北香那が単なる”バラエティに強い女優”ではなく、シリアスな歴史ドラマでも通用する演技派であることを証明しました。
2025年、朝ドラでついに「ヒロイン級」のポジションへ
朝ドラ「ばけばけ」での江藤リヨ役
そして、2025年。
北香那のキャリアの中で、最も大きな転機が訪れます。
NHK朝ドラマ「ばけばけ」での、江藤リヨ役です。
朝ドラマというのは、月曜から土曜まで、毎朝放送される、日本で最も多くの人に見られるドラマです。
このドラマにおいて、北香那はヒロインのライバル役という、とても目立つポジションを任されたんです。
江藤リヨは、島根県の知事の娘で、富みと育ちに恵まれた、英語もぺらぺらなお嬢様。
ヒロイン・ハゲニと比較されながら、恋を巡って対立していきます。
「第2のヒロイン」と評される理由は、単にスクリーン時間が多いだけではありません。
ドラマの中で、リヨが感じる葛藤、悔しさ、そして人間らしさが、視聴者の心を引きつけているからなんです。
「ばけばけ」第41回
— ポップの世紀 (@popnoseiki) November 23, 2025
トキのライバル、リヨ登場!
演じるのは北香那
ほぼデビュー作「バイプレイヤーズ」でオジサンたちを手玉に取ってブレイク!
今や女優界の大物バイプレイヤーズ
映画「春画先生」の体当たり演技も印象的
Eテレの隠れた名作ドラマ「東京の雪男」で高石あかりと共演していました! pic.twitter.com/fDPyJMuBa9
英語セリフと、短期集中レッスンの裏側
「ばけばけ」での北香那を語る上で、絶対に外せないのが、英語のセリフです。
江藤リヨというキャラクターは、英語が得意という設定なので、劇中で英語を話す場面が何度も出てきます。
でも、北香那は元々英語が得意だったわけではありません。
むしろ、役のために、短期間で英語のレッスンを受けて、習得したんです。
撮影が始まる前から、毎日のように英語の発音練習をし、その台詞をスムーズに言えるようになるまで、努力を重ねたんです。
制作統括やスタッフが評価したポイントは、単に「発音がきれい」ということだけではなく、「音だけで台詞を覚える工夫」「自然な英語のリズム」でした。
つまり、子役時代の舞台経験で養われた「耳の良さ」と「台詞を体に叩き込む技術」が、ここでも活きているんです。
放送が始まると、朝ドラファンの間でも「リヨの英語、素敵」「北香那、こんなに英語が上手だったの?」という話題が広がり、北香那は大きな注目を集めることになったんです。
次のステージへ:2026年、新たなチャレンジ
夜ドラ「替え玉ブラヴォー!」で主演、バレエに挑戦
朝ドラでのブレイクの余勢を駆って、北香那は次の大きなプロジェクトへ踏み出します。
それが、2026年1月からスタートするNHK夜ドラ「替え玉ブラヴォー!」での主演です。
このドラマのストーリーは、こんな感じです。
広告代理店で働く主人公・佳里奈(北香那演じる)は、バレエウェアブランドの発表会を担当することになります。
でも、予定していたダンサーが来られなくなり、北香那(かつてバレエをやっていた)が、急きょダンサーの代役を務めることに——。
そこへ、突然、20年来の親友から「もう会わない」という絶交宣言をされてしまいます。
その親友が、なぜか近所のラーメン店で働いているのを発見し、主人公は「なぜ?」という謎を解くために奮闘するというコメディー。
ラーメンとバレエ、という一見つながらない二つのテーマが絡み合うという、ユニークなストーリーなんです。
夜ドラ『替え玉ブラヴォー!』メインビジュアル解禁 吉沢悠、田中真弓、現役プリンシパルらの出演決定 #替え玉ブラヴォー #吉沢悠 #田中真弓https://t.co/ofSz7Hpr5Y
— クランクイン! (@crank_in_net) December 4, 2025
バレエ×ラーメン:北香那の挑戦
このドラマで面白いのは、北香那が実際にバレエに挑戦しているという点です。
北香那は元々、小さい頃にバレエをやっていたそうなんですが、その後、女優業に専念するため、バレエからは遠ざかっていました。
それが、この役のために、10年ぶりにバレエの訓練を再開したんです。
撮影現場での話によると、北香那は毎日、バレエのレッスンに取り組み、共演の天野はなさんから教わったり、アドバイスをもらったりしながら、必死に頑張っていたそうです。
そして、もう一つ話題になったのが、ラーメンの食べ込みです。
ドラマの中では、主人公がラーメン店で働く親友に会うシーンが何度も出てきます。
その撮影で、北香那は「日によっては、1日に7杯のラーメンを食べることもあった」と、本人が笑いながら話していました。
「食べたラーメンの分量でいえば、何年分かは食べた感じです」というユーモアあふれるコメント。
でも、その背景には、「どうせやるなら、全力で役に向き合おう」という姿勢が感じられます。
これから北香那を見るなら:成長が分かる視聴ガイド
北香那の子役時代から現在までの歩みを理解するために、どの作品から見るといいでしょうか。
簡単なガイドをまとめてみました。
STEP 1:子役時代の「基礎」を知る
最初に見るべき作品は、映画「震動」です。(ただし、言葉がない映画のため、配信情報は要確認)
なぜなら、この映画では、北香那が“言葉なしに感情を伝える技術”を見ることができるから。
子役時代の完成度の高い演技が、そのまま詰まっているんです。
STEP 2:ブレイク期の「多才さ」を感じる
次に見るべきは、テレ朝の「バイプレイヤーズ」です。
ここでは、北香那のコメディ力、外連味のある芝居、何か違う人格になりきる力——つまり、“変幻自在の演技力”を目撃することができます。
「え、さっきと別人じゃん」という驚きを感じてもらいたいです。
その次に、映画「ペンギン・ハイウェイ」を見ると、少年の声を演じることで、“声だけで感情を表現する技術”が分かります。
STEP 3:大人の女優への「成熟」を見る
最後に、朝ドラ「ばけばけ」を見てください。
ここでは、北香那がシリアスな役柄で、複雑な感情を表現している様子が分かります。
これまでのコメディ的な演技から、より“人間的な深さ”を感じさせる演技への進化が見えるはずです。
北香那が「推せる理由」:子役出身だからこそ
さて、ここまで長く、北香那のキャリアを追ってきました。
何が分かったでしょうか。
北香那は、子役出身の女優です。
でも、単に「かわいい子役だった人」ではありません。
舞台で主役を務め、映像作品での繊細な演技を学び、テレビのバラエティで臨機応変な対応を身につけ、映画で一流の演出家たちと仕事をし、声優として新しい表現方法を習得し、大河ドラマでシリアスな役を演じ込み——そうした、積み重ねの上に、今の北香那がいるんです。
だから、子役時代の作品から、現在の作品へと視聴を進めていくと、「あ、あの時のスキルが、ここで活きてるんだ」という発見があるんです。
これって、推し女優を応援する上で、ものすごく大事だと思うんです。
単に「顔がいい」「演技が上手い」という理由だけではなく、「この人の歩みが好きだ」「この人の努力を応援したい」という気持ちが生まれるから。
北香那は、そういう応援がしたくなる俳優なんです。
まとめ:2025年、北香那の時代へ
2025年12月時点で、北香那は朝ドラ「ばけばけ」で大活躍し、2026年の新作「替え玉ブラヴォー!」での主演も決まっています。
小学6年生で原宿スカウトされ、子役として地道に活動を続けた北香那が、今、ようやく“全国区の知名度”を手に入れようとしている。
その背景には、バイト時代の悔しさ、オーディション落選の経験、子役時代の地味な活動——そうした、華やかではない「下積み」があるんです。
もし、あなたが「推す女優を決めるなら」と聞かれたら、北香那を選ぶ理由は十分にあります。
なぜなら、彼女は、「頑張ることの大切さ」「継続することの素晴らしさ」を、その人生そのもので体現しているから。
朝ドラで「おリヨさま」として輝く北香那の姿を見ながら、その背景にある子役時代の経験に思いを馳せるのも、また視聴の楽しみ方なんです。
ぜひ、あなたも、北香那のキャリアを追いかけてみてください。
新しい推し女優を見つける喜びが、きっと待っていますよ。
