「なんで杏ってパリにいるの?」と思ったこと、ありませんか。
テレビやYouTubeで見かけるたびにパリの街が映っていて、なんとなく「離婚が関係してるのかな」「日本から逃げたのかな」と感じている人も多いかもしれません。
でも実際は、もう少し複雑で、もう少し人間らしい理由がありました。
この記事では、杏がパリを選んだ本当の理由・移住の経緯・現在の生活まで、わかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- パリ移住のきっかけは思いつきと偶然の積み重ね
- 離婚は間接要因で、逃げではなく前向きな移住
- 2026年現在も活動拡大中の二拠点生活
杏がパリに住んでいる理由とは?移住のきっかけを解説
「思いつきから始まった」本人が語った正直な動機
まず最初に、杏本人がはっきり言っているひと言を紹介します。
「思いついたら、いいかもっていうレベルから始まった」
重大な決断というより、ふとした感情がきっかけだったんです。
杏は東京生まれの東京育ち。「自分の場所が2つあるっていいな」という気持ちをずっと持っていたと語っています(出典:婦人画報 2026年3月インタビュー)。
もともとモデルとして10代の頃からパリを訪れており、街の雰囲気も交通手段もある程度わかっていた。
「知らない外国」ではなく「なんとなく知っている街」として、パリは最初から候補に上がりやすかった。
「深く考えて決意した移住」というより、だんだん気持ちが固まっていった移住。
そのリアルさが、多くの人の共感を呼んでいる理由のひとつでしょう。
移住を後押しした3つの具体的条件
「いいかも」という気持ちはあっても、3人の幼い子どもを連れての海外移住は簡単ではありません。
それが実現したのは、偶然に近い条件がいくつか重なったから。
杏の移住を後押しした3つの要素は次のとおりです(出典:婦人画報 2026年3月インタビュー)。
- 知人が「うちに泊まっていいよ」と声をかけてくれた:最初のパリ旅行のハードルを大きく下げた、決定的なひと言
- 幼なじみが「一緒に行こうか」と同行してくれた:ひとりで動かなくていい安心感が背中を押した
- モデル時代から知っていたパリの移動のしやすさ:1本電車を逃してもすぐ次が来る、足りないものはすぐ買えるという都市環境への信頼感
「思いつき」と「偶然整った条件」が重なったとき、人は動き出せる。杏の移住は緻密な計画というより、「タイミングが来たから走り出した」という構造だったんですね。
その後、杏は移住計画をA4一枚の企画書にまとめ、事務所にプレゼンしています。
「リモートでナレーション仕事ができる」「フランスのバカンスで年数回帰国できる」など、感情論ではなく実務的な根拠を並べて説得したことが、夢で終わらせなかった理由です。
この冷静な準備こそが、杏という人を象徴しています。
離婚や家族問題は関係している?移住背景を正直に整理
東出昌大との離婚と移住の関係性
「離婚が原因でパリに行ったんでしょ?」と思っている方は少なくないはず。時系列を見ると、確かに時期は近いです。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2020年1月 | 元夫・東出昌大の不倫報道 |
| 2020年8月 | 離婚成立 |
| 2022年秋 | 3人の子どもとパリへ移住 |
ただ、杏本人は「逃げたわけではない」というスタンスを一貫して保っています。
離婚から移住まで2年以上かかっており、その間に3度のパリ旅行・事務所へのプレゼン・ビザ申請・子どもの学校手続きと、着々と準備を進めていました(出典:Excite Woman 2022年8月)。
「辛いことがあって逃げるように飛び出した」という印象は、事実と少しズレています。
2年かけて準備した上での、前向きな移住——それが実態に近い。
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— 動画NOW (@douganow) September 13, 2025
実母との金銭トラブル・渡辺謙との関係も影響?
杏の移住背景には、もうひとつ複雑な事情がありました。
元夫との離婚だけでなく、実母との金銭トラブル(ギャラの私的流用・裁判・絶縁) という出来事も重なっていたのです(出典:週刊女性PRIME等複数メディア 2022年)。
一方で、父・渡辺謙は「いいじゃん」と移住を後押ししてくれたと本人がテレビで語っています(出典:スポーツニッポン 2023年7月)。
近しい家族関係が大きく揺らいでいた時期に、杏は「新しい居場所を自分の力で作る」という選択をした。
逃げではなく、自分の軸を取り戻すための、能動的な一手です。
離婚や家族トラブルはあくまで「間接的なきっかけ」のひとつに過ぎず、直接の理由は「パリが好きで、条件が整ったから」——この点は変わりません。
どんな人にとっても、よりどころが変わる時期に「新しい場所に行く」という選択肢は、決して不自然ではないはずです。
パリでの実際の子育て・生活はどうなの?リアルな日常
フランスの教育で感じた驚きとギャップ
「パリの教育って自由でいいんでしょ?」と思いがちですが、そう単純ではありません。
杏がパリの小学校について語った内容は、多くの人を驚かせました。
日本との主な違いを整理すると次のとおりです(出典:マイナビ子育て 2026年4月)。
| 項目 | 日本の小学校 | パリの小学校 |
|---|---|---|
| 登校日数 | 週5日 | 週4日(水曜休み) |
| 昼休み | 約45分 | 約1時間半 |
| 卒業式・運動会 | あり | なし |
| 宿題・連絡帳 | 多め | 少なめ |
| 登下校 | 集団登校もあり | 保護者の送迎が原則必須 |
「自由でいいじゃん!」と思う反面、親の負担は日本より大きい面もあると杏は正直に話しています。
小学校の登下校は原則保護者の送迎が必要で、習い事への付き添いも求められる。
「フランスの子育てが楽で日本が大変」ではなく、大変さの種類が違う——それが正直なところ。
杏自身も「どちらも良い面がある」と、両国をフラットに見た発言を繰り返しています。
パリ生活のメリット・困ったこと
杏がパリ生活を通じて得たもので、本人が繰り返し語るのが「人との縁の広がり」です。
ベビーカーを押していると誰かが手伝ってくれる、困ったら声をかけ合う文化が自然にある。
「20代の頃は人に頼るのが苦手だった」と語る杏が、パリ生活を通じて「頼り・頼られる関係」の心地よさを知ったと話しています(出典:婦人画報 2026年3月インタビュー)。
一方で、困ったことも正直に発信しています。
- 家族旅行の初日に2時間以上足止めをくらう移動トラブル
- 役所手続きの遅さ・予測不能なキャンセル
- ビザがギリギリまで取れなかったハラハラ感
(出典:ITmedia ねとらぼ 2023年6月)
決して「夢のパリ生活」ではありません。
でも、そこにこそ意味がある。
「合理的に見えて、実は予測不能なことが多い」という”不便さ”が、精神的な柔軟性を育てたのだと思います。
「予定通りにいかないのが普通」という感覚を体で覚えた場所、それがパリだった。
日本的な「時間通りが当たり前」という感覚から解放されたことで、杏自身がより自由になれた。
逆説的ですが、不便さが自由を与えてくれた——それがパリ生活の本質かもしれません。
現在の杏は何をしている?最新活動と二拠点生活の今
2025〜2026年の活動状況
「パリに移住して活動が減ったのでは?」と思っている方、実はその逆です。
2026年3月、杏は9年ぶりとなるエッセイを2冊同時刊行しました(出典:婦人公論 2026年4月)。
- 『杏のとことこパリ子連れ旅』(ポプラ社):子連れでのパリ旅行・生活のリアルをつづった1冊
- 『杏のパリ細うで繁盛記』(新潮社):移住から現在までの心境変化や気づきをまとめたエッセイ
テレビ出演(沸騰ワード10・マツコ会議等)でもパリ生活を継続発信。
パリと東京の二拠点生活を続けながら俳優業も継続しており、移住後のほうが仕事の幅は広がっています。
「40歳目前でようやくスタートラインに立てた気がする」と本人が語るように、パリ移住は引退でも休業でもなかった。
新しいフェーズへの助走——そう振り返るのが自然です(出典:オリコン)。
YouTubeチャンネルでの情報発信スタイル
杏のYouTubeは、いわゆる「芸能人のVlog」とは少し違います。
パリの日常をそのまま見せつつ、「なぜパリなの?」という疑問にも本人がQ&A形式で直接答えるスタイルが特徴です。
登録者数の増加が示すのは、「有名人の私生活を覗く」需要だけではありません。
「自分とは違う生き方のリアルを見たい」というニーズに応えている、その点が大きい。
シングルマザーでも、仕事を続けながら、海外でも生きていける——そのモデルケースとして、杏の存在は今や「ライフスタイルインフルエンサー」的な役割も担っています。
移住前の杏には、なかなか担えなかった役割です。
パリという場所が、杏という人を新しいステージへ連れて行った。
その発信が、今も多くの人を引きつけ続けています。
まとめ|杏がパリを選んだ理由と現在地
この記事のポイントを3つで振り返ります。
- 💡 移住のきっかけは「逃げ」でも「深謀遠慮」でもなく、パリへの親しみ+偶然整った条件が重なった自然な流れ。「うちに泊まっていいよ」という知人のひと言が、すべての始まりでした
- 💡 離婚・家族トラブルは間接的な背景要因に過ぎず、本人は2年以上かけて準備した「前向きな移住」として捉えている。逃げた話ではなく、新しい居場所を自分の力で作った話です
- 💡 2026年現在も二拠点生活を続けながら、エッセイ・YouTube・テレビ出演と活動はむしろ拡大中。パリ移住が、杏の人生と仕事の幅を広げた
「なぜパリなのか」という問いへの答えは、実はシンプルです。
行ったことがあって、知り合いがいて、いいかもと思ったから。
その感覚を丁寧に育てて、企画書まで作って実現させた——その行動力こそが、杏という人を語る上でいちばん大切なポイントかもしれません。
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