シウマイとシュウマイの違い?崎陽軒が起源!

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美味しい焼売の横浜崎陽軒は「シウマイ」と書くそうです
崎陽軒シウマイはなぜシュウマイではなくシウマイなのか?違いはなんだ?

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「シウマイ」と「シューマイ」

「シュウマイ」と「シウマイ」は、どちらも日本の伝統的な食べ物であり、具材を包んだ蒸し焼きの料理です。
しかし、これらの言い方には微妙な違いがあります。

  • 「シウマイ」が本場中国の発音にとてもよく似ていたと褒められたこと
  • 「シ『ウマイ』」と中に「美味い(うまい)」が入ってるから
  • 栃木県出身でシューマイをシーマイと発音していた

シュウマイ (Shumai)

「シュウマイ」は、主に中国の点心(ディムサム)から派生した日本の料理です。皮は薄く、小麦粉で作られ、中には豚肉、エビ、キノコ、竹の子、ニラなどの具材が入っています。
一般的には、蒸し焼きにして食べます。中国語の発音に近い「シュウマイ」が一般的です。

シウマイ (Shiumai)

「シウマイ」は、日本国内で広く知られている駅弁メーカー「崎陽軒」の商品名です。
このシウマイは、冷めてもおいしいことで知られています。オホーツク産のホタテを大量に使用しており、豚肉の臭みを消す工夫がされています。崎陽軒のシウマイは、地元の人々に愛されている一品となっています。

簡潔に言えば、「シュウマイ」は一般的な点心の名前です。一方、「シウマイ」は特定のブランド(崎陽軒)に関連しています。

「シウマイ」は栃木なまりが起源

初代崎陽軒の社長である野並茂吉(のなみもきち)さんは栃木県出身で、なまりがあり、「シュー」の発音がうまくできませんでした。
しかし、当時の中国人スタッフに「発音が本場中国の発音に近い」とほめられたことで、シーマイ」と発音が似ている「シウマイ」という表記になったのです。
ちなみに、「シ」をかくすと「ウマイ」になるという遊び心もあるそうです。

初代崎陽軒の社長 野並茂吉さんはどんな人?

「崎陽軒」で、茂吉は1915年10月に支配人に就任。23年の関東大震災を乗り越えながら「横浜に新名物を」という思いで研究を重ね、28年3月、一折50銭の「横浜崎陽軒のシウマイ」を誕生させた。

鹿沼市との関連は?

  • 茂吉は1888年9月20日、上都賀郡加蘇村(現加園)で父渡辺富三(わたなべとみぞう)、母ミツの次男として誕生。
  • 宇都宮市の和菓子屋に奉公した後、全国を放浪し、26歳の時に久保(旧姓野並)コトの養女千代と結婚した。
  • コトの名義で認可された「崎陽軒」で、茂吉は1915年10月に支配人に就任。
  • 1923年(大正12年)の関東大震災を乗り越えながら「横浜に新名物を」という思いで研究を重ね、1928年3月、一折50銭の「横浜崎陽軒のシウマイ」を誕生させた。
引用元 : 日本の実業家 – 神奈川県立の図書館

初代社長故野並茂吉(のなみもきち)さんは鹿沼市加園出身。
崎陽軒シウマイの起源と、鹿沼のつながりがわかりました。

引用元 : かぬまシウマイ 公式サイト (kanuma-shiumai.com)

シューマイのまち「鹿沼」

鹿沼市は、初代社長野並茂吉の出身地という縁があり、「シューマイのまち」を目指しています。鹿沼市内でもシウマイを楽しめるお店がたくさんありますので、ぜひ食べてみてください。
また、JR鹿沼駅前にシューマイが多くの人の手で握られ作られてきたという茂吉氏の言葉をテーマにしたシウマイ像を設置し、崎陽軒の成功と初代社長の偉業を記念しています。

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