ミラノ五輪で金メダルを獲得した「りくりゅう」ペア。
感動した人がいる一方で、「なんか苦手…」「もう飽きた」と感じている人もいますよね。
この記事では、りくりゅうへの好き嫌いが分かれる理由を、ファンの声・データ・心理の3つの視点から丁寧に整理します。
「自分がモヤモヤしているのはなぜだろう?」そう思っている人こそ、ぜひ読んでみてください。
【この記事でわかること】
- りくりゅうが好かれる理由・嫌われる理由の両面
- 好き嫌い投票データの正しい読み方
- 「なんとなくモヤモヤする」感情の正体
りくりゅうとは?金メダリストペアの基本プロフィール
三浦璃来・木原龍一のプロフィールと9歳差ペア誕生の経緯
三浦璃来(みうらりく)選手は2001年生まれ、木原龍一(きはらりゅういち)選手は1992年生まれ。
ふたりの年齢差はちょうど9歳です。
もともとふたりはシングルスケーターとして活動していましたが、2019年夏に新たなペアを結成。
当時は「シングル上がりのペアがどこまでやれるか」という見方も少なくありませんでした。
ふたりの基本プロフィールは以下のとおりです。
| 三浦璃来 | 木原龍一 | |
|---|---|---|
| 生まれ年 | 2001年 | 1992年 |
| 出身 | 兵庫県 | 東京都 |
| 競技歴 | シングル出身 | シングル出身 |
| 特徴 | 小柄・スピード・柔軟性 | 長身・リフトの安定感 |
| ペア結成 | 2019年夏 | 2019年夏 |
この体型的な相性の良さも、ペア結成のきっかけのひとつとされています。
9歳差の組み合わせに「うまくいくのか?」という声もありましたが、いざふたりが滑り始めると、そんな懸念はあっという間に消えてしまったのです。
ミラノ五輪金メダルと引退まで——りくりゅう7年間の軌跡
2026年2月、ミラノ・コルティナ冬季五輪でりくりゅうペアはフィギュアスケート・ペア競技に出場。
ショートプログラム(SP)では5位と出遅れ、「正直、厳しいかも…」とため息をついたファンも多かったはず。
しかしフリーで木原選手はSPで失敗したリフトを完璧に決め直し、フリーの得点は世界歴代3位に相当する高評価を獲得。
逆転で金メダルを獲得しました(出典:THE ANSWER)。
日本ペア史上初の快挙です。
その後、2026年4月15日にふたりは揃って現役引退を正式に発表(出典:Olympics公式)。
約7年間の競技生活に幕を下ろし、現在はアイスショーなど引退後の活動が注目されています。
りくりゅうが好きな理由——ファンが語る魅力
演技力と身体的相性が生む「1つのかたまり」感
ペアスケートは、男女が息を合わせて演技する競技です。
ふたりの体型や動きのリズムが「合っているかどうか」が、得点にそのまま直結します。
りくりゅうペアは、三浦選手の小柄な体格と木原選手の長身という組み合わせが技術的に非常に機能しています。
特に女性パートナーを持ち上げる「リフト」系の技で、その差が最大限に活きます。
フィギュアスケートを深く研究しているnoteライターのはらゆうじ氏は、こう述べています。
「膝のリズムがぴったりで、二人がひとかたまりになって滑っているように見える」
つまり、個々の技術の高さだけでなく「ふたりが同じリズムで動いている」という一体感が、りくりゅうの最大の武器なのです。
SP後の「龍一くんのために滑るね」に涙が止まらない理由
ミラノ五輪のSP直後、5位という結果を受けた三浦選手が木原選手にかけた言葉が、SNSで一気に拡散されました。
「龍一くんのために滑るね」
木原選手はかつてパートナーとの解散・怪我・スランプなど、数多くの挫折を経験してきた選手です。
その背景を知っている人にとって、この一言は「ただの励まし」ではなく、7年間の信頼の結晶として響いた。
だからこそ、多くの人が涙したのだと思います。
文春オンラインは、りくりゅうについて「日本中が”コンビ萌え”した理由」として、木原選手の過去の絶望と、そこからふたりで這い上がったストーリー性を挙げています(出典:文春オンライン)。
演技が感動的なのはもちろんですが、その「物語」があったから、より深く心に刺さったのでしょう。
「信頼の可視化」がペアスケートの魅力——独自の関係性分析
ここで少し立ち止まって考えてみたいことがあります。
なぜりくりゅうはこんなに人の心を動かすのか。
その答えは、ペアスケートという競技の本質にあるかもしれません。
ペアスケートは、信頼関係が演技にそのまま出る競技です。
トスリフトで男性が女性を空中に投げるとき、女性は完全に相手を信じなければ技が成立しません。
「この人なら大丈夫」という信頼がなければ、体がこわばって演技は崩れる。
りくりゅうペアの面白さは、この信頼が普段のキャラクターとも一致しているところです。
- 木原選手:内向的で繊細、感情を内に秘めるタイプ
- 三浦選手:明るく積極的、前へ進む推進力がある
この対比が、アイスの上でもそのまま現れます。
三浦選手がリードし木原選手が支えるシーンもあれば、逆に木原選手が三浦選手を守るように滑るシーンもある。
そのダイナミクスが、見る人に「本物の関係性」を感じさせるのではないでしょうか。
ペアスケートとは、ふたりの人間関係をそのまま氷の上に映し出す鏡のような競技。
りくりゅうが多くの人に刺さる理由は、その「信頼の可視化」にあると思います。
シングル競技では絶対に生まれない、ペアならではの感動です。
りくりゅうペア:「チョコクッキー」で仲直り ほほえましい素顔、引退決断のワケも明かす#りくりゅう #三浦璃来 #木原龍一 #日曜日の初耳学https://t.co/S1AO8kpnVJ
— MANTANWEB/毎日キレイ (@mantanweb) May 16, 2026
りくりゅうが嫌い・苦手な理由——正直な声を整理する
「またりくりゅうか」——過剰報道・メディア疲れの心理
金メダル獲得後、りくりゅうの話題はネット・テレビを問わず爆発的に増えました。
- 「りくりゅう飽きたんですがいつ終わりますか?」
- 「毎日同じニュースばっかりでうんざり」
こうした声がYahoo!知恵袋やX(旧Twitter)に多数寄せられています(出典:jn-life.com「りくりゅうが飽きたと言われる理由」)。
「なんか嫌い」と感じている人の多くは、実は本人たちへの反感ではなく、メディアの扱い方への疲労です。
大谷翔平選手の連日報道に「うんざり」する声が出るのと、構造はまったく同じですね。
りくりゅうが嫌い、というより「りくりゅう報道が嫌い」——この区別は、意外と大事なポイントです。
スキンシップ・”木原運送”に感じる「あざとさ」の正体
もうひとつの「苦手」の声として挙がるのが、ふたりのスキンシップです。
金メダル表彰式で木原選手が三浦選手を抱き上げるシーンは、ファンの間で「木原運送」と呼ばれ愛されています。
一方で、「メディアの前でわざとベタベタしている」「あざとい」という声も一部にあります。
あるnoteの投稿では、「ペア競技での公開スキンシップは視聴者の想像を掻き立てるように仕向けているとしか思えない」という正直な感想が綴られていました(出典:note「りくりゅうペアへの嫌悪感と嫉妬心」)。
ここで重要なのは、「交際しているか否かが曖昧なまま親密さが演出されている」と感じるから違和感が生まれる、という構造です。
「あざとさ」への反応は人によって大きく分かれるところ。
どちらの感想が正解とは言えません。
「嫌いと感じても変じゃない」——感情を分解すると見えてくること
ここが、この記事で一番伝えたいことです。
「なんかりくりゅうが苦手なんだけど、なぜだろう?」そう感じている人は、自分の感情を少し分解してみてください。
りくりゅうへの「嫌い」は、実は複数の異なる感情が混ざり合っています。
| タイプ | 感情の正体 | 例 |
|---|---|---|
| メディア疲労型 | 本人ではなく報道量が嫌 | 「テレビが多すぎる」 |
| スキンシップ違和感型 | ベタベタがあざとく見える | 「木原運送が気になる」 |
| 嫉妬・羨望型 | 関係性に自分の欲しいものを見てしまう | 「9歳差の距離感が羨ましい」 |
| 採点疑問型 | SP5位からの逆転を「本当に実力?」と感じる | 「ジャッジがおかしい」 |
| 好みの問題型 | 顔・キャラが単純に合わない | 「タイプじゃない」 |
前述のnoteを書いた方は、自分のモヤモヤを掘り下げた結果「9歳年上のお兄さんに甘えられる三浦選手への嫉妬だった」と気づいたそうです(出典:note)。
「嫌い」は悪いことではありません。
大事なのは、その感情の正体を知ること。
そうすることで、モヤモヤが少しスッキリするはずです。
好き嫌いが分かれる本当の理由——社会現象としての「りくりゅう問題」
好き嫌い.comの投票データが語る「嫌い派多数」の実態
人気投票サイト「好き嫌い.com」のデータを見ると、次の数字が出ています。
| 好き | 嫌い | 総票数 | |
|---|---|---|---|
| 三浦璃来 | 41.15% | 58.85% | 約7.5万票 |
| 木原龍一 | 48.73% | 51.27% | 約5.3万票 |
一見「嫌われている」ように見えますが、このデータには注意が必要です。
こうした人気投票サイトは、強い感情を持っている人が投票しやすい構造になっています。
「普通に好き」な人はわざわざ投票しないことが多い一方、強い不満を持つアンチは積極的に「嫌い」に票を入れる傾向があります。
このデータは「世論の平均」ではなく「強い感情を持った人たちの声」として読むのが正確です。
実際の注目度は、金メダル後の報道量やSNSの盛り上がりを見れば一目瞭然ですよね。
引退後の今——りくりゅうへの感情はどう変わる?
2026年4月15日、三浦璃来・木原龍一のふたりは揃って現役引退を発表しました(出典:Olympics公式)。
競技者として活動していた頃は「採点への疑問」「過剰報道」「スキンシップへの違和感」などが批判のポイントになっていました。
しかし引退した今、競技成績への批判軸は自然と消えていきます。
今後はアイスショー出演やスケート普及活動などを通じて、ファンとの新たな関係が始まる段階です。
「競技中の過熱報道が苦手だった」という人も、落ち着いた環境でふたりを見ることで印象が変わるかもしれません。
実際、引退後は「もっとゆっくり応援したい」「現役の時より素の姿が見えて好きになった」という声も出始めています。
りくりゅうへの感情は、今まさに「再評価フェーズ」に入っているのかもしれません。
まとめ:りくりゅうの好き嫌いは「感情の種類」で決まる
この記事で伝えたかったことを3点に絞ります。
- 「嫌い票」の多くは本人への反感ではなく、メディア疲労・スキンシップへの違和感・嫉妬が正体であり、感情の出所はひとつではない
- 競技的にはミラノ五輪金メダル・日本ペア史上初の快挙という圧倒的な実績があり、演技への評価は国内外で非常に高い
- 2026年4月に引退した今、りくりゅうへの感情は「競技者への批判」から「ひとりの人間への関心」へと変わりつつある
「好き嫌い」に正解はありません。
でも、自分の感情の正体を知ることで、もう少し楽になれるかもしれません。
あなたのりくりゅうへの感情は、どのタイプに近いですか?
